2025年、万博オールナイトに参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。 想像を絶する混雑と、長時間にわたる疲労で、多くの人が「もうダメだ」と感じたことでしょう。しかし、そんな過酷な夜を忘れられない感動的な体験に変えてくれたのは、オランダ館やポルトガル館をはじめとする、各パビリオンの温かい対応でした。
1. 夜明けまで希望をくれたパビリオンの「おもてなし」
夜通しのイベントで、深夜を過ぎると閉場するパビリオンがほとんどでした。しかし、そんな中、来場者のために夜間も開放し続けてくれたパビリオンがありました。
具体的な例:
- オランダ館:
- 普段は閉館している深夜にも関わらず、館内のスペースを休憩所として開放してくれました。
- 疲労困憊で座り込む参加者たちに、スタッフが「ゆっくり休んでくださいね」と声をかけ、温かいお茶まで配ってくれました。
- 屋上からは、大阪湾の夜景を一望でき、夜明けを待つ貴重な体験となりました。
- ポルトガル館:
- ポルトガル館では、深夜に館内スペースを開放してくれただけでなく、スタッフが来場者を楽しませるためのサプライズイベントを開催してくれました。
- ポルトガルの民族音楽に合わせて、スタッフが即興でダンスを踊り始めると、疲れていた参加者たちからも自然と手拍子や笑顔がこぼれました。
- 「こんなに楽しい夜は初めてだ!」と、夜通し盛り上がる参加者の姿が見られました。
2. 水と安心を届けてくれた名もなきヒーローたち
この夜の感動は、パビリオンのスタッフだけが生み出したものではありません。名もなき多くの人々が、私たちの安全と快適さを支えてくれていました。
- スタッフの皆さま:
- 各パビリオンのスタッフは、夜通しの勤務にもかかわらず、疲れた顔を見せず、笑顔で来場者に対応してくれました。
- 休憩スペースを探して歩き回る参加者に、「あちらに休憩所がありますよ」と優しく声をかけ、的確な案内をしてくれました。
- 中には、参加者同士でトラブルが起きないように、見守ってくれるスタッフもいました。
- 警備員・警察官の皆さま:
- 会場内には、多くの警備員や警察官が巡回していました。彼らは、ただ警備をするだけでなく、熱中症で体調を崩した参加者に駆け寄り、救護班に連絡してくれました。
- また、迷子になった子供を保護し、親元へ引き渡すなど、トラブルの対応にも迅速にあたってくれました。
- 「万博を安全に楽しんでもらうためです」と、優しく笑顔で対応してくれた警察官の言葉が心に残っています。
3. まとめ:万博の夜を最高の思い出に変えてくれたすべての人へ
万博オールナイトは、当初想像していたものとは違う、過酷な夜でした。 しかし、その中で、私たちは見ず知らずの人々の優しさや思いやりに触れることができました。
オランダ館、ポルトガル館の温かいおもてなし、そしてスタッフや警備、警察の方々の献身的なサポートがあったからこそ、私たちはこの夜を最高の思い出として心に刻むことができたのです。
改めて、万博の夜を支えてくださったすべての皆さまに、心から感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。