1. 高市首相、週明け19日に「解散」を正式表明へ

高市首相は、1月23日召集の通常国会冒頭で衆議院を解散する意向を、すでに自民・維新の両党幹部に伝えました。

  • 会見の日程: **1月19日(月)**に記者会見を開き、国民に対して解散の理由と大義を直接説明する方針です。
  • 想定スケジュール: 「1月27日公示ー2月8日投開票」という、戦後最短の超短期決戦が有力視されています。
  • 解散の狙い: 韓国大統領との会談成功や史上最高値を更新する株価を背景に、支持率70%超の「熱狂」を議席に変換し、政権基盤を盤石にする狙いがあります。

2. 対抗策:立憲と公明が新党「中道改革連合」を結成

高市首相の「不意打ち」に対し、野党側も歴史的な博打に出ました。

  • 新党名の発表: 1月16日、野田佳彦代表(立憲)と斉藤鉄夫代表(公明)が共同会見し、新党**「中道改革連合」**(略称:中道)の結成を正式に発表しました。
  • 狙い: 保守色を強める高市政権に対し、リベラルから穏健保守までを取り込む「中道」の大きな受け皿を作ります。公明党が長年続いた自民党との連立を解消し、野党第一党と合流するのは日本の憲政史上、極めて異例の事態です。

3. 大阪の火種:吉村知事辞職による「大阪ダブル選」の衝撃

さらにこの衆院選にぶつける形で、日本維新の会が大阪で勝負に出ようとしています。

  • ダブル選の構想: 吉村洋文大阪府知事が辞職し、衆院選と同日に知事・市長のダブル選挙を行う案が浮上しています。
  • 目的: 衆院選における維新の勢いを大阪から全国へ波及させる「起爆剤」にする狙いです。また、停滞している「大阪都構想」への3度目の挑戦を掲げる可能性も示唆されており、維新党内からも反発が出るほどの強硬策となっています。

4. なぜ今、すべてが同時に動いているのか?

今回の激動の背景には、各勢力の「今しか勝機がない」という焦燥感と計算が入り混じっています。

勢力主な戦略抱えるリスク
高市政権支持率が高いうちに選挙を行い、参院の「ねじれ」を実質的に解消する。2026年度予算案の成立が遅れることへの「国民生活軽視」批判。
中道改革連合公明の組織票と立憲の批判票を合流させ、小選挙区で自民を逆転する。政策の不一致(安保・エネルギー)を突かれる「野合」批判。
日本維新の会大阪ダブル選で熱狂を作り出し、閣外協力から「政権入り」を狙う。強引な政治手法への不信感と、都構想への再挑戦に対する反発。

まとめ:1月19日、高市首相は何を語るのか

週明け19日の会見は、単なる選挙の告知ではありません。それは、自民・維新の「保守・改革路線」をとるのか、立憲・公明の「中道・福祉路線」をとるのか、国民に日本のOSの再選択を迫るものになります。

「停電による影響人数67万人」というインフラの不安や、予算成立の遅れといった懸念材料を抱えながら、高市首相がどのような「大義」を掲げるのか。月曜日の会見から、一瞬たりとも目が離せません。

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