今回の選挙は、まさに「高市政権への審判」となりました。最新の序盤情勢によれば、自民党が単独で過半数(233議席)をうかがう勢いを見せています。一方で、野党第一党となった「中道改革連合」は伸び悩み、第三極の「参政党」が台風の目となっています。

それぞれの陣営で何が起きているのか、具体的に見ていきましょう。


1. 自民党:「高市人気」で保守地盤を再統一

当初の苦戦予想を覆し、自民党は単独過半数に加え、与党(維新を含む)での「絶対安定多数」すら射程に入れています。

  • 強さの背景: 高市総理が掲げる「積極財政」と「経済安全保障」が、保守層だけでなく、将来不安を抱える層に響いています。
  • 具体的現象: 保守地盤の強い富山、鳥取、山口などの県では、自民候補が他を圧倒し「議席独占」の可能性が高まっています。街頭演説でも「高市氏とのツーショットポスター」への反応が極めて良く、前回選挙での逆風が嘘のような熱気に包まれています。

2. 中道改革連合(CRA):合流の“化学反応”に苦戦

立憲民主党と公明党の合流で誕生した「中道改革連合」ですが、公示前の議席(約170議席)を維持できるか危うい状況です。

  • 伸び悩みの理由: 旧立憲の「リベラル層」と旧公明の「組織票」の融合が現場で進んでいません。
  • 具体的現象: 例えば東京29区などでは、公明支持層の一部が「元民主系の候補」への支援に回らず、保守系の自民候補や他党へ流出。比例代表でも、合流による「1+1=2以上」の効果が見られず、逆に支持が分散する「薄まり現象」が起きています。

3. 国民民主党:若年層の支持は厚いが「横ばい」

「手取りを増やす」政策でSNSを席巻した国民民主党ですが、今回は公示前勢力を維持する「横ばい」の情勢です。

  • 課題: 政策の独自性は評価されていますが、自民党が「積極財政」へと舵を切ったことで、政策の差別化が難しくなっています。
  • 具体的現象: 20〜30代の現役世代からは高い支持を得ているものの、全世代に支持を広げる「全世代型政党」への脱皮が小選挙区での勝ち切りに繋がらず、比例区での議席積み増しに留まる予測です。

4. 参政党:今回最大のサプライズ「大幅増」の勢い

情勢調査で最も注目を浴びているのが、参政党の大躍進です。

  • 躍進の理由: 「食の安全」「教育」「反グローバリズム」といった独自の訴えが、既存政党に不信感を持つ層に強く刺さっています。
  • 具体的現象: 小選挙区に180人以上の大量擁立を行ったことで、各地の駅前が「オレンジ一色」に。自民党や中道連合のどちらにも入れたくない「消極的棄権層」を大量に吸収しており、比例ブロックを中心に議席を数倍に増やす勢いです。

まとめ:終盤の「浮動票」が歴史を変えるか

序盤情勢はあくまで「現時点での手応え」に過ぎません。有権者の約4割はまだ投票先を決めておらず、今後の展開次第では、自民の過半数割れや中道の逆襲も十分にあり得ます。

今後の見極めポイント:

  1. 「高市熱」は最後まで持つか: 攻勢を強める野党の批判をかわし切れるか。
  2. 中道連合の「組織の引き締め」: 終盤、旧公明票がどこまで動くか。
  3. 参政・国民などの「第三極」: 浮動票をどこまで自分たちの勢力に引き込めるか。

2月8日の投開票日に向け、下町の路地裏から大都市の駅前まで、日本の未来をかけた戦いはさらに激しさを増していきます。

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