1. トラブルの概要:上野駅ホームで「架線」が切断
1月30日午前7時頃、JR上野駅の常磐線ホーム付近で、列車に電力を供給する架線が断線しました。この影響で広範囲にわたる停電が発生し、主要路線が相次いでストップしました。
- 発生時刻: 2026年1月30日 午前7時頃
- 主な原因: 上野駅構内での架線断線に起因する停電
- 運転見合わせ区間(午前9時半現在):
- 常磐線(快速): 品川 〜 取手(上下線)
- 常磐線(普通): 上野 〜 土浦(上下線)
- 運転再開の見込み: 依然として**「立たず」**。復旧には相当な時間を要すると見られています。
※宇都宮線(東京〜宇都宮)および高崎線(東京〜高崎)は、午前8時10分頃に運転を再開しましたが、現在も大幅な遅れが出ています。
2. 異例の措置:東京〜大宮間で「新幹線」を臨時運転
今回の混乱を受けて、JR東日本は東北新幹線の東京駅〜大宮駅間で「臨時列車」を運転すると発表しました。
なぜ新幹線を走らせるのか?
並行する在来線(宇都宮線・高崎線など)のダイヤが大幅に乱れ、上野東京ラインの機能も低下しているため、圧倒的な輸送力を持つ新幹線を「緊急のバイパス」として活用。都心から北関東方面へ向かう乗客を大宮まで逃がすための救済措置です。
【利用時の注意点】 振替輸送としての扱いになるため、手持ちの乗車券や定期券で乗車できる可能性がありますが、利用ルールは駅の指示に従ってください。
3. 「また停電か」――繰り返されるトラブルへの不信感
JR東日本では、わずか2週間前の1月16日にも、人為的ミス(作業後のスイッチ切り替え忘れ)による大規模停電が発生し、山手線や京浜東北線が麻痺したばかりです。
- 現場の疲弊と老朽化: 今回は「架線断線」という物理的な設備の損壊が原因と見られています。SNSでは「設備の管理体制はどうなっているんだ」「インフラが限界なのではないか」という厳しい批判が相次いでいます。
- 線路歩行による避難: 日暮里駅付近で停車した常磐線の車内からは、乗客が線路に降りて駅まで歩いて移動する事態も報告されており、混乱の深さを物語っています。
4. 振替輸送とおすすめの迂回ルート
常磐線を利用されている方は、復旧を待つよりも早めの迂回を検討してください。
- つくばエクスプレス(TX): 北千住 〜 秋葉原間(最も安定した代替ルート)
- 東京メトロ千代田線: 北千住 〜 西日暮里・大手町方面
- 京成電鉄: 京成関屋 〜 京成上野方面
まとめ:移動は慎重に。最新情報の確認を
現在、上野駅や東京駅、大宮駅のコンコースは、新幹線の手続きや振替輸送を待つ人々で極めて激しい混雑となっています。
これから外出される方は、無理な移動を避け、テレワークへの切り替えや時差出勤も検討してください。JR東日本の公式アプリや「列車運行情報」をこまめにチェックし、二次的なトラブル(駅での転倒や体調不良)にも十分ご注意ください。