2025年7月31日現在、立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光と子会社の立山貫光ターミナルは、室堂(標高2,450 m)に位置する「ホテル立山」が 令和8年(2026年)8月31日 をもって 宿泊サービスを終了すると発表しました。レストランと売店は従来どおり営業を継続します 北日本新聞webunプラス+6h-tateyama.alpen-route.co.jp+6YouTube+6


📌 ホテル立山とは?“国内最高所のリゾート”の魅力

  • 標高2,450メートルという圧倒的ロケーションにあり、夏の夜空では星が手を伸ばせば届きそうなほど近く感じられることから「星にいちばん近いリゾート」とも呼ばれてきました。
  • 昭和47年(1972年)に開業し、立山連峰や室堂平の四季折々の風景を間近に楽しめる名所として、登山客や観光客に親しまれてきました h-tateyama.alpen-route.co.jp

❗ なぜ宿泊をやめるのか?背景と今後の動き

1. 維持コストと採算の難しさ

標高の高い場所にあることで、冬季の厳しい環境下での建物の維持管理費が膨大。加えて、近年の利用者数の変化や運営コストとのバランスが難しくなった可能性があります。

2. 世界情勢と旅行需要の変動

コロナ禍や世界的な観光変動の影響を受け、国内外の旅行動向が変わるなかで、経済的に安定した収益を維持するのが困難だったと考えられます。

3. 今後の方針


🎯 具体的にどんな影響があるのか?イメージで紹介

項目これまでの状況終了後のイメージ
宿泊リゾートホテルとして1泊から数泊の滞在宿泊不可、日帰り客やイベント客のみ対応
レストラン・売店ホテル内で食事・土産品販売継続、観光や通過利用が中心
アルペンルート観光室堂滞在をゆっくり楽しめた滞在時間が短縮される可能性
思い出朝焼けや星空、ホテルでの夕食などクロージング企画として企画イベントあり

たとえば、ある登山客Aさんは「夏の夜、満点の星空を眺めながら、標高2,450 mから見るご来光に胸が震えた」と語ります。そのAさんにとって、次に同様の体験ができるのはクロージングイベントか、同様の標高のリゾートを探すしかなくなります。


🌄 終了前に訪れるには?今年・来年夏におすすめのプラン例

  1. 今夏(2025年8月上旬)に山小屋泊+ホテル立山滞在
    夏休みのタイミングで、登山と宿泊、そしてホテルでの食事をセットにして、締めくくりの夏旅をプランニング。
  2. 来年2026年8月末までに予約受付された宿泊枠を利用
    冬のうちに予約枠をチェックし、早めに予約すればクロージング企画や特別プランに参加できるかもしれません。
  3. 立山黒部アルペンルートの日帰り利用+レストラン利用
    宿泊なしでも、**室堂ターミナルの売店やレストラン「つるぎ」「たてやま」「りんどう」**を楽しめます。

✍️ 記事を締めるためのメッセージ

長年、「星にいちばん近い山岳リゾート」として訪れる人々に愛されてきた「ホテル立山」。その宿泊サービスが 令和8年(2026年)8月31日 をもって終了することは、多くの登山者や観光客にとって象徴的な節目です。

しかし、新たに始まる“クロージングの夏”は、これまでの感謝と記憶を形にする場でもあります。今後はイベント参加や日帰りでの利用などを通じて、最後の夏を満喫する機会が残っています

立山の神秘と自然、そしてホテルが紡いできた歴史に敬意を表しながら、最後のひとときをぜひ体験してみてください。

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