■ はじめに:「なんかおかしい…」と感じた瞬間、ありますか?

日本は一見、平和で整った国に見えます。
でも、毎日のニュースや街の雰囲気を見ていて、こう思ったことはありませんか?

「この国、ちょっと前と何か違う…」
「普通が通じない社会になってない?」
「生きるだけでこんなに苦しいなんて…」

今回は、**誰もがうっすらと感じている“最近の日本の異常さ”**について、実例をもとに解説していきます。


■ ① 食べ物が高すぎるのに、給料が増えない異常

コンビニでおにぎりが180円
スーパーの玉ねぎが1個150円
外食ランチが1,000円超え…

なのに――
多くの人の給料はこの10年ほとんど上がっていません。

● 実質賃金は20ヶ月連続でマイナス(厚労省データ)
● 賞与はカット、昇給は微々たるもの
● 税金・社会保険料は逆に増加

【異常ポイント】
「働いても豊かにならない国」になってしまいました。


■ ② 「人手不足」なのに「誰も幸せになれない」職場だらけ

「人手不足で倒産」というニュースが後を絶ちません。
でも求人を見ると――

  • 月給17万円、週6勤務
  • 賞与なし、残業代込み
  • 人間関係地獄、教育制度ゼロ

こんな環境で働いて、人が集まるわけがありません。

✔ 求人は増える
✔ 応募はない
✔ 採用してもすぐ辞める
✔ 残った人が潰れる

【異常ポイント】
「働いたら負け」ではなく、「働き続けたら壊れる」が現実に。


■ ③ SNSで誰かを叩いて、スッキリしている空気

  • 芸能人の失言を寄ってたかって炎上
  • 無差別事件の被害者家族に「コメントしろ」と迫る
  • 生活保護受給者へのバッシング

ネット上では、誰かを叩くことでストレスを発散する空気が常態化しています。

「叩ける相手がいたら、自分の不満をごまかせる」

【異常ポイント】
怒りや悲しみのはけ口が“他人の失敗”しかない社会は、病んでいます。


■ ④ 政治の問題に誰も驚かなくなった

たとえば:

  • 自民党の裏金問題 → 立件されない
  • 統一教会との関係 → あいまいなまま
  • 防衛費倍増 → 国民負担が当たり前に

ニュースで大問題が起きても、
**「またか」「どうせ変わらない」**というムードが漂っています。

【異常ポイント】
国の根幹が揺らいでいるのに、みんな諦めている。


■ ⑤ 「死にたい」とつぶやく人が増えている

Twitter(現X)や匿名掲示板には、
「もう疲れた」「死にたい」「逃げたい」といった言葉が溢れています。

しかも、それに対して

  • 「甘えるな」
  • 「みんなつらいんだよ」
  • 「弱音を吐くな」

といった冷たい反応が返ってくることも少なくありません。

✔ 弱音を吐けない
✔ 病院にも行きづらい
✔ 誰にも相談できない

【異常ポイント】
“自己責任社会”が、誰も助けない国を作っている。


■ ⑥ 子どもを産んでも育てられない国

  • 出産費用が50万円以上
  • 保育園は空きなし、学童は満員
  • 共働きしないと生活できないのに、保育料が高すぎる

「子どもは国の宝」と言われながら、
育てるための支援は貧弱すぎます。

【異常ポイント】
生みたくても産めない、産んでも地獄。それでも少子化対策は自己責任扱い。


■ ⑦ なのに「自己責任」で全部押し通される

  • うつ病 → 努力不足
  • 貧困 → 働かないのが悪い
  • 子どもがいない → 自分の選択でしょ?

制度の不備も社会の構造も関係なく、
「あなたが悪い」とされる風潮が当たり前になっています。


■ まとめ:違和感を感じるあなたの感性は「正しい」

これだけ異常が積み重なっても、
日本は「普通のふり」をして日常を回そうとしています。

でも、あなたが「なんか変だな」と思うその感覚。
それは、鈍感になっていない証拠であり、正しさの証です。


■ 最後に:「異常」に慣れてはいけない

私たちは、いつの間にか

  • 我慢するのが当たり前
  • 弱音を吐かないのが美徳
  • 何も言わずに壊れていくのが“正解”

…という社会に染まってしまっているのかもしれません。

でも、「最近の日本って異常だよね?」と声を出すこと。
それが、異常なまま終わらせないための、最初の一歩です。


■ あなたは、何に「異常」を感じていますか?

ぜひコメント欄やSNSで教えてください。
あなたの声が、同じ違和感を抱える誰かの救いになります。

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