1. 自民党:高市旋風で「単独過半数」も視野に

序盤の各種情勢調査(読売新聞、選挙ドットコム等)によると、自民党は極めて堅調な戦いを進めています。

  • 単独過半数(233議席)への執念: 自民党(公示前勢力198)は、地方の保守地盤だけでなく、都市部でも議席を積み増す勢いです。高市首相の積極財政や「強い日本」を打ち出す姿勢が支持層を固めています。
  • 陣営引き締めの号令: しかし、高市首相は「油断は禁物。一票の重みを知れ」と各地で陣営を引き締めています。特に裏金問題の逆風が残る選挙区では、参政党や日本保守党といった「右派勢力」に保守票が流れることを警戒し、徹底した組織戦を展開しています。

2. 中道改革連合:結成直後の「期待」が「不安」に?

立憲民主党と公明党が電撃合流して誕生した「中道改革連合(略称:中道)」ですが、序盤の数字は厳しいものとなっています。

  • 伸び悩む支持率: 最新の調査では、中道改革連合への「期待する」は2割程度にとどまり、公示前の立民・公明の合計議席を下回る可能性も報じられています。
  • 「合流の不自然さ」への批判: 安保法制を巡る共産党との決別や、支持母体(連合と創価学会)の現場レベルでの戸惑いが、票の勢いを削いでいるとの分析もあります。
  • 中盤戦の逆襲シナリオ: 野田佳彦共同代表は「まだ中道の理念が浸透しきっていないだけだ。物価高対策や生活者ファーストの具体策を訴え、無党派層を掘り起こす」と、大票田の都市部での巻き返しに全力を挙げています。

3. 第3極の動向:国民民主と参政党がキャスティングボートか

自民と中道の「二大勢力」の陰で、独自の存在感を見せているのが他党です。

  • 国民民主党: 「手取りを増やす」政策が若年層に刺さり、公示前議席を維持・拡大する勢いです。自民と中道のどちらにも与しない「第3の選択肢」として浮上しています。
  • 参政党: 小選挙区では苦戦するものの、比例区では大幅増をうかがう勢いです。自民党の保守層を一部切り崩しており、自民の過半数獲得を左右する存在になりつつあります。
  • 日本維新の会: 大阪ダブル選(出直し選)の余波もあり、全国的な勢いには陰りが見えるものの、関西圏の地盤は依然として強固です。

4. 終盤に向けた「3つの注目ポイント」

これから2月8日に向けて、勝敗を分けるのは以下の3点です。

  1. 「政見放送」のインパクト: 先日話題となった中道改革連合の「AI・読経」風政見放送。これが「真面目さ」として評価に転じるか、失笑のまま終わるか。
  2. 不当な批判への対応: 鎌田さゆり氏の演説動画再燃など、SNSでのネガティブキャンペーンに対し、中道側がどうガバナンスを示すか。
  3. 投票率の行方: 高市首相による「大義なき解散」への不信感から投票率が下がれば組織力の自民が有利、逆に物価高への怒りで投票率が上がれば中道にチャンスが生まれます。

まとめ:日本政治の「中心」はどこへ行く?

「自民党単独過半数」による安定した政権運営か、それとも「中道」による政権交代への第一歩か。中盤戦での陣営引き締めは、単なる数合わせではなく、日本の未来の「軸」を決める戦いです。

有権者の皆さんは、今の物価高や外交課題に対し、どの「中道(ど真ん中)」を信じますか?

投稿者 ブログ書き