今朝の通勤ルートは、まさに「負の連鎖」でした。

1. 信号トラブルと非常停止ボタンのコンボ

まず、早朝から東西線の原木中山駅での信号トラブルが発生。その振替輸送の影響で、総武線各駅停車・快速ともにホームは人で溢れ返りました。

ようやく乗り込んだ総武線の車内。しかし、錦糸町駅に差し掛かったところで無情にも非常停止ボタンが押されました。

具体例: > 「ただいま、錦糸町駅において非常停止ボタンが押されました。安全確認を行っております……」

この放送が流れた瞬間、車内には「またか……」「いい加減にしてくれ」という深いため息が漏れました。東西線の影響で既に20分以上遅れているなかでの追い打ち。スマホで遅延証明書を確認する人、会社に連絡を入れる人で、車内は殺伐とした熱気に包まれていました。


2. ノロノロ運転がくれた「錦糸町の絶景」

安全確認が終わり、列車が動き出したのは良いものの、先行列車との詰まりにより、錦糸町〜両国間は「牛歩」のような超低速運転。

しかし、その時でした。視界が開けた窓の外に、冬の澄み切った青空を背景にした**「スカイツリー」と「富士山」**が並んで姿を現したのです。

  • 具体例:錦糸町周辺のパノラマ 錦糸町駅のホームや、駅から両国側に少し進んだ高架上は、実は隠れた富士山スポットです。今朝は強い冬型のため空気の透明度が非常に高く、真っ白に冠雪した富士山が、スカイツリーのすぐ左側に驚くほど大きく、くっきりと見えました。

普段、快速電車で一瞬で通り過ぎてしまうこの区間。「ノロノロ運転(あるいは一時停止)」だったからこそ、スカイツリーの鉄骨の細部と、富士山の山肌の陰影を同時にじっくりと眺めることができたのです。


3. 「良いんだか悪いんだか」車内の心理学

あの瞬間、スマホから目を上げ、窓の外を二度見する乗客が何人もいました。

  • 具体例:車内の変化 舌打ちをしていたビジネスマンが、一瞬だけ富士山を見て、小さくスマホで写真を撮る(本当はマナー違反かもしれませんが、その気持ちは分かるほどでした)。 隣にいた学生さんが「うわ、富士山やばい」と呟く。

「遅刻確定」という最悪の状況のなかで、東京のランドマークと日本の象徴が共演する「100点満点の冬景色」を見せつけられる……。まさに、「視覚的なご褒美」と「時間的なストレス」の板挟みです。


まとめ:冬の鉄道遅延、せめて空を見上げて

結局、目的地には1時間近く遅れて到着することになりましたが、あの景色を見たおかげで、怒りのボルテージがわずかに下がったのは事実です。

東西線や総武線で今も遅延に巻き込まれている皆様。 信号トラブルや非常ボタンは防ぎようがありませんが、もし電車が止まってしまったら、少しだけスマホを置いて窓の外を見てみてください。今日のような冬晴れの日なら、東京が誇る最高の「お詫びの景色」が広がっているかもしれません。

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