1. 麻生副総裁の「次の一手」:沈黙は激怒の証か?
解散報道を受け、麻生氏は周囲に**「勝手にやればいい」**と突き放すような態度を見せていると伝えられています。しかし、永田町の重鎮がこのまま引き下がるとは考えられません。
- 選挙戦での「距離感」: 自分の派閥(志公会)や息のかかった候補者の応援には尽力するものの、高市首相との「ツーショット」を拒むなど、冷ややかな態度を貫く可能性があります。
- 選挙後の「キングメーカー」への執着: もし自民党が議席を減らせば、「根回しなき暴走の責任」を厳しく追及し、内閣改造や党役員人事で自らの息がかかった人物を送り込む「逆襲」を仕掛けるでしょう。
2. 茂木派・菅グループ・旧岸田派の不気味な動向
高市首相の「一本釣り」や「独走」に危機感を抱いているのは麻生氏だけではありません。
茂木敏充氏:虎視眈々と「ポスト高市」を狙う
茂木政調会長(2026年時点の役職想定)は、高市首相が進める「積極財政」の実務を担いつつも、今回の解散判断には冷ややかです。選挙で自民が勝利しても「高市人気のおかげ」とは認めず、党運営の稚拙さを突いて、秋の総裁選に向けた党内支持の取り付けに動くはずです。
菅義偉氏&小泉進次郎氏グループ:無党派層を背景に牽制
菅前首相を中心とするグループは、高市首相の保守色が強すぎることに懸念を抱いています。選挙戦では「独自のネットワーク」で若手支援を行い、選挙後に**「党内野党」**としてのポジションを確立。高市首相が失言や不祥事で揺らいだ瞬間に、一気に非主流派をまとめ上げる準備を進めています。
3. 選挙後の勢力図:3つのシナリオ
シナリオA:高市圧勝で「一強」確立
自民単独で260議席を超えるような大勝を収めた場合、麻生氏や茂木氏の「しこり」は封印されます。高市首相は**「国民から直接信任を得た」**という大義名分のもと、党内の反対を押し切ってスパイ防止法などの宿願政策を断行。派閥の縛りがない「高市直轄」の政権運営が始まります。
シナリオB:現状維持で「内戦」勃発
議席増減がわずかだった場合、「あえて今解散する意味はあったのか」という批判が噴出します。麻生派、茂木派、菅グループが水面下で手を結び、高市首相を孤立させる**「高市包囲網」**が完成。政権は短命に終わるリスクが高まります。
シナリオC:野党連合(中道改革連合)の躍進で「連立組み替え」
立憲・公明の新党が議席を大幅に伸ばした場合、自民党内では高市首相の責任論が爆発します。麻生氏や菅氏が主導し、国民民主党や維新を巻き込んだ**「救国連立」**の名の下に、高市首相を退陣させる政変へと発展する可能性があります。
4. まとめ:2月8日は「党内抗争」の審判の日でもある
今回の「電撃解散」は、対野党の戦いである以上に、自民党内の「古い権力構造(長老政治)」を壊せるかどうかの戦いでもあります。
高市首相が麻生氏という「盾」を捨ててまで手に入れようとしたのは、誰にも縛られない自由な権力です。それが実を結ぶのか、あるいは孤独な自滅を招くのか。選挙後の自民党本部4階(総裁室)に座っているのは誰か――その答えは、2月の雪解けとともに明らかになります。