2025年8月8日午前5時13分、鹿児島県霧島市全域に「緊急安全確保(警戒レベル5)」が発令されました。さらに、気象庁からは**「大雨特別警報」**が発表されており、これは数十年に一度の重大な災害がすでに発生している、もしくは差し迫っていることを意味します。

この記事では、現在の霧島市の状況、被害の可能性、そして実際に状況を確認できるライブカメラのリンクも紹介しながら、命を守るために必要な行動を詳しく解説します。


◆ 警戒レベル5とは?

日本の防災情報では、警戒レベルは1から5まで設定されています。
**警戒レベル5=「命を守るための最終段階の行動」**を求めるものであり、すでに災害が発生している可能性が高い極めて危険な状態です。

今回の対象

  • 対象地域:鹿児島県霧島市 全域
  • 対象世帯数:63,139世帯
  • 対象人数:122,485人

◆ 実際に起きている具体的な状況

現地では以下のような事態がすでに発生または懸念されています:

  • 中福良地区国分隼人町では、用水路の氾濫が発生し、住宅地に水が流入。
  • 一部地域では土砂崩れにより道路が寸断。
  • 避難所に向かう住民が濁流で立ち往生するケースも報告。
  • 夜間からの継続した豪雨により、土砂災害発生の恐れが急上昇。

◆ 現地の状況が確認できるライブカメラ

以下のリンクから、霧島市内の道路・河川・天候の状況をリアルタイムで確認できます。避難判断に非常に有効です。

鹿児島県ライブカメラポータル(河川・道路監視カメラ)

🔗 https://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/bousai/cctv.html

鹿児島県土木部・道路監視カメラ一覧(霧島市含む)

🔗 https://www.pref.kagoshima.jp/(県のトップページ→防災情報→ライブカメラ)


◆ 命を守るための行動例

レベル5では「避難が遅い」と命取りになります。自宅が以下の条件に当てはまる場合、屋内避難ではなく、外部避難が必要です

  • 近くにがけがある
  • 浸水が始まっている
  • 雨音が「地鳴り」のように聞こえる
  • 外から「ゴー」という音が続いている

避難所への移動が困難な場合は、2階以上の頑丈な部屋に移動するなど、できる限り安全な場所へ避難してください。


◆ 災害情報の収集手段

避難や行動の判断に迷う場合は、下記の公式情報を随時確認しましょう。


◆ 最後に

今回の大雨は**「過去に例がないレベルの災害」**となる可能性があります。
自分だけでなく、家族や高齢の方、障がいのある方など、地域で支え合って避難行動をとることが求められます。

命は何よりも優先すべきものです。どうか、安全な行動を最優先に。

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