1. 予防的通行止めの概要

「予防的通行止め」とは、実際に雪が積もってからではなく、「このままでは立ち往生が発生する」と予測される段階で、あらかじめ通行を禁止する措置です。2021年の関越道や2023年の新名神での大規模な立ち往生を教訓に、近年強化されている防災対策です。

  • 開始見込み: 2026年2月7日(土)正午以降
  • 目的: 走行不能車両による立ち往生を回避し、除雪作業を迅速に進めるため。
  • 特徴: 並行する国道(2号や171号、175号など)も同時に通行止めになる可能性があります。

2. 影響が出る可能性が高い主な区間

NEXCO西日本が発表した、通行止めの可能性がある主な路線は以下の通りです(一部抜粋)。

路線名可能性がある主な区間
新名神高速高槻IC 〜 箕面とどろみIC、四日市JCT 〜 亀山西JCTなど
中国自動車道神戸JCT 〜 山口JCT(断続的に点在)、神戸三田IC 〜 福崎IC、広島北 〜 山口など
山陽自動車道福山西IC 〜 熊毛IC など
南北路線米子道、岡山道、浜田道、舞鶴若狭道(全線または広範囲)
近畿圏京滋バイパス、第二京阪、京都縦貫道、南阪奈道、関空道

特に**関空道(泉佐野JCT〜りんくうJCT)**が対象に含まれており、関西国際空港へのアクセスが遮断されるリスクがある点には厳重な注意が必要です。

[Image: Map showing prospective highway closures in Western Japan (Kansai and Chugoku regions) due to heavy snow expectations.]

3. ドライバー・運送業者が取るべき3つの行動

大雪が予想される2月7日・8日は、**「無理をして走らない」**ことが最大の防御です。

  1. 広域迂回と運行計画の変更: 2月7日正午以降に当該区間を走行する予定がある場合は、ルートの変更や、出発の前倒し・延期を検討してください。
  2. 冬用タイヤ+チェーンの携行: 冬用タイヤであっても、立ち往生が予測されるレベルの降雪では「チェーン装着」が義務付けられる区間があります。
  3. 最新情報のこまめなチェック:
    • iHighway(アイハイウェイ): 5分ごとに更新されるリアルタイム情報。
    • NEXCO西日本公式X: 現場の状況や通行止め開始の速報が流れます。

4. 衆院選投票への影響も懸念

明日の2月8日は衆議院総選挙の投開票日です。

高速道路の通行止めや並行する国道の混雑は、期日前投票所への移動や、当日の投票率に影響を与える可能性があります。特に山間部や雪国にお住まいの方は、**「雪が本格化する前」**の行動が推奨されます。


結論:命を守るための「出控える勇気」

今回の予防的通行止めは、かつての新名神での混乱を繰り返さないための、いわば「空振りになってもいい」という覚悟の発表です。

「まだ走れるだろう」という過信が、自分だけでなく後続の数千台を巻き込む大惨事につながります。この週末は不要不急の外出を控え、自宅で安全に過ごすことを検討してください。

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