こんにちは。最近、スーパーやガソリンスタンドで「高っ!」とつい声が出てしまう方、多いのではないでしょうか。
物価高騰が止まらず、将来設計に不安を感じている方にとって、**「早期退職」や「FIRE(経済的自立・早期リタイア)」**はどんどん遠のく夢になりつつあります。
今回は、物価高の現実を具体例とともに解説し、なぜ早期退職が難しくなっているのか、どんな対策があるのかを考えていきます。
📈 物価上昇の現実:あなたの生活、どれだけ変わった?
たとえば、ここ数年で以下のような値上がりが起きています(※2024年時点の参考データ):
- 食パン(1斤)
→ 2020年:約150円 → 2024年:約210円(約40%アップ) - 牛乳(1L)
→ 約180円 → 約250円(約39%アップ) - ガソリン(レギュラー1L)
→ 約130円 → 約170円以上(約30%アップ) - 電気代(一般家庭月平均)
→ 約9,000円 → 約13,000円(約44%アップ)
これらは「ちょっとの違い」に見えますが、月間で数千円、年間で数万円、家族全体では年間数十万円の支出増にもつながります。
🧮 早期退職に必要な資金計画が崩壊しかけている?
たとえば、45歳で早期退職して65歳までの20年間を生きるとすると、毎月20万円×12ヶ月×20年=4,800万円の生活費が必要です。
しかし物価が年平均2%ずつ上がり続けると、20年後の生活費はこうなります:
- 年間240万円 → 約356万円
- 20年間合計:約6,500万円相当の実質価値が必要
つまり、今の貨幣価値で考えていた「4,800万円で足りる」は完全に甘い見積もりということです。
💸 賃金は上がっている?…追いついていない現実
企業は一部でベースアップを行っているものの、物価上昇のペースには追いついていないのが現状。
実質賃金の推移(例)
- 名目賃金:月額30万円 → 32万円(約6.7%アップ)
- 物価上昇:10%以上
→ 実質的には「収入ダウン」と同じです。
🧠 じゃあどうすれば?物価高時代を生き抜く3つの視点
1. 固定費の見直しは最優先
- 格安SIMに変更(年間数万円の節約)
- サブスク解約の整理
- 保険の見直し(不要な保障のカット)
2. インフレに強い資産運用へシフト
- 定期預金→インデックス投資やiDeCo、NISAへ分散
- インフレ時には「現金は目減りする資産」であると認識
3. 「副収入」の確保と育成
- 副業(ブログ、動画編集、ライティングなど)
- 資格取得やスキルアップによる転職・昇給
🔚 まとめ:夢を夢のままにしないために「今」できること
物価は私たちの力では止められません。けれど、「対策」は打てます。
早期退職やFIREという夢を諦めるのではなく、「現実的に近づける」方法を選ぶことが大切です。
✅ 支出の最適化
✅ インフレに強い運用
✅ 働き方の多様化
この3本柱を意識して、夢を「現実に耐えうる形」でアップデートしていきましょう。
💬 あなたは今、物価高にどう対処していますか?早期退職の夢、どう見直していますか?
ぜひコメント欄で教えてください!