柿沢未途衆院議員を逮捕 江東区議ら買収容疑で東京地検特捜部
4月の東京都江東区長選を巡り、東京地検特捜部は28日、区議らに現金を配るなどした公選法違反(買収など)の疑いで、前法務副大臣で衆院議員の柿沢未途容疑者(52)=東京15区、自民党を離党=と秘書4人の計5人を逮捕した。
柿沢未途衆院議員を逮捕 江東区議ら買収容疑で東京地検特捜部:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
最初から不自然でしたよねこの事件。
誰もがやっているようなネット広告くらいで、警視庁第二課ではなく、いきなり東京地検が動きましたからね。
明らかに別件で何かあるなと誰もが思っていたかもしれません。
そして、まだほかにも出てくるのでは。
また、このようにして政治資金パーティーの裏金は使われているのかといった世論も整いました。
たいていの場合、同じようなシステムでお金が循環していますから、関係者は戦々恐々ではないでしょうか。
今回は江東区長選挙に関わることだったので、これ以上の展開は難しそうですが、国政選挙の場合はどうでしょうか。
国会議員から現場の市・区議会議員にも票の取りまとめの依頼は政党組織として当然ありますよね。
その際、どのような現金が流れているのか。
党本部で政治資金の収入として記載があり、市・区議会議員の政治団体の収入として記載があれば問題ありませんが、キックバックによる裏金が原資だった場合、収支報告書への記載は同様にないかもしれませんね。
今回の件については、江東区長はとんだとばっちりのような感じですが、市・区議会議員への買収ともなれば、国政選挙の際の現金の流れも同様の判断がなされる可能性が強まったということになります。
ここまで深堀できれば、江東区長選挙に関わる公選法違反と政治資金パーティー券のキックバックによる裏金が結びつくことになります。
これが今回の事件の本丸ではないでしょうか。
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— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) December 28, 2023
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