高齢者の53%、就職できず リクルート調査、企業及び腰

60~74歳の就職希望者のうち53.7%が、仕事探しをしても見つかっていなかったことがリクルートの調査で分かった。企業が特段の理由がないのに採用に及び腰になっていることが主な要因として浮かんだ。

高齢者の53%、就職できず リクルート調査、企業及び腰(共同通信) – Yahoo!ニュース

高齢者がボランティア感覚で低賃金で働くのはいかがなものか。
定年後の居場所づくりとして働くことが低賃金のトリガーになっている。
仕事の内容によって適切な賃金を支払うのは当然であるが、今や人はモノ扱いで人件費はコストでしかない。
高齢者の低賃金労働は経営者にとって好都合なのかもしれない。
しかし、一緒に働く人は、その賃金で生活している。
生活がかかっているし、ボランティアではない。
地域のためにとか、社会貢献のためとか。
やはり働くということは生活するためであって意味が違う。
そもそも労働とは、自分の時間を切り売りして対価を得ること。
資本のない労働者はその間、労働力として会社に拘束されているのである。
退職してまで、自分の居場所のために低賃金で働くというのは、これまでの働き方に問題があったのではないだろうか。
自分の居場所が会社だけというのはあまりに残念。
会社にとっては、代わりはいくらでもいる。
定年退職と同時に、自分の居場所がなくなるような働き方は今すぐに改めた方がいい。
それが本当の社会貢献かもしれな。

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