1. 炎上の火種:Xに投稿された「熱狂」動画の違和感

2月初旬、中道改革連合の公式アカウントが投稿した街頭演説の動画が、支持と批判の渦に巻き込まれました。

  • 動画の内容: 降りしきる雪の中、数千人の聴衆が党旗を振り、熱狂的に代表の言葉に聞き入る様子を劇的な音楽とともに編集したもの。
  • 批判の矛先: 公開直後から、SNS上では「実際の現場のスカスカな状況と違いすぎる」「広角レンズや編集による水増しではないか」との疑念が噴出。さらに一部では「AI生成による群衆ではないか」というファクトチェック騒動にまで発展しました。

「熱狂を捏造しなければならないほど、現場に人がいないのか」という冷ややかな視線が、かえって党の焦りを際立たせる結果となっています。

2. 街頭演説で露呈する「政策のデパート」という名の矛盾

マイクを握り、各候補者が熱弁を振るえば振るうほど、有権者は「結局、この党は何がしたいのか?」という疑問を抱くようになっています。

テーマ演説での主張(旧立憲系)演説での主張(旧公明系)矛盾のポイント
安全保障「防衛増税は断固阻止。対話外交を!」「日米同盟の強化と抑止力維持は不可欠」財源と路線の不一致
エネルギー「原発即時ゼロ、再エネへの大転換」「ベースロード電源として原発を活用」出口戦略の不在
消費税「一律5%減税、あるいは廃止」「社会保障維持のため、軽減税率の堅持」財政再建の放棄

同一政党でありながら、演説する場所や弁士によって180度異なるメッセージが発信されており、まさに「理念なき野合」の極みとも言える状況です。

3. 支持率下落のワケ:「受け皿」になりきれなかった失望感

高市政権(自民党)への批判層は、当初「中道改革連合」に大きな期待を寄せていました。しかし、選挙戦が進むにつれて支持率は右肩下がりとなっています。

  • 「決められない政治」への懸念: 政策の不一致があまりに明白なため、「この党に政権を預けたら、毎日党内抗争で何も決まらなくなる」という不安が無党派層に広がりました。
  • 中道という名の「どっちつかず」: 「右でも左でもない」というスローガンが、有権者には「信念がない」「都合のいいところ取り」と映ってしまったことが、最大の敗因と分析されています。

4. 最終盤の焦り:組織票さえも離反か?

街頭演説の聴衆が減っているだけではありません。かつての公明党を支えた強固な組織票(創価学会員など)も、「立憲と組むなら投票しない」というボイコットや、自民党候補への回帰が各選挙区で相次いでいます。

動画でどんなに「国民の声を聴く」と演出しても、足元の支持組織がバラバラになっている事実は隠しきれません。


結論:2月8日、審判の日は「解党へのカウントダウン」か

中道改革連合が掲げた「大きな塊」戦略は、皮肉にも**「塊が大きすぎて、中身が混ざり合わずに腐食し始めた」**状態と言えます。

明日の投開票結果が予測通りの大敗に終われば、翌日からは「誰が責任を取るのか」という責任追及と、党の分裂(空中分解)が始まることは避けられないでしょう。SNSの動画に映る「虚構の熱狂」は、その崩壊の前触れだったのかもしれません。

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