自民党の萩生田光一政調会長は11日のフジテレビ番組で、野党が岸田文雄内閣の不信任決議案を提出した場合に衆院解散・総選挙の大義になるかを問われ「内閣不信任案は常に解散の大義にはなる」と述べた。「粛々と否決するのか解散するのかというのは首相の専権事項だ」とも語った。
自民の萩生田政調会長「内閣不信任案は解散の大義になる」(産経新聞) – Yahoo!ニュース
だいたいこういう話が出てくると解散することが多い。
ただ、内閣支持率だけで判断するのはどうかと。
今回の統一地方選挙の結果によれば選挙のフェーズが大きく変化した。
これまでの少子高齢化の状況において多数を占める高齢者が選挙から退場した。
その結果、老舗政党の候補者の多くが落選した。
新たに人口減少のフェーズに入ったのかもしれない。
少数の部分をSNS世代と争う選挙に。
多くの議会で上位半数を占めたのはSNS世代だった。
これまでは多数を占める高齢者層に太刀打ちできなかったが、その高齢者層の選挙からの退場が始まった。
今後の選挙は、この流れが加速し、選挙結果が大きく変わってくる。
このフェーズの変化に誰よりも早く気づき、行動した候補者がブルーオーシャンを独占できる。
選挙戦略も新たなフェーズにシフトするタイミングなのかもしれない。
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— 産経ニュース (@Sankei_news) June 11, 2023
解散は「首相の専権事項」。安倍晋三元首相の死去後、萩生田氏が所属する安倍派の会長が空席になっていることに関しては、一周忌を節目に議論を加速させるべきだとの考えを示した