津波の犠牲者を初確認、石川県内の死者213人に 能登半島地震

最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県輪島市教育委員会は11日、市立中学校の全生徒約400人について一時的な集団避難を検討していることを明らかにした。同日から保護者の意向調査を始めており、希望者は県南部の白山市で授業を受けられるようにする。文部科学省によると、同様の対応は東京電力福島第1原発事故でも行われたが、異例という。

津波の犠牲者を初確認、石川県内の死者213人に 能登半島地震(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

はじめに

東本大震災の時と違って、随分と現地の情報が出てくるのが遅すぎると誰もが不思議に思っているのではないでしょうか。
この情報発信の遅れが妙な憶測を引き出してしまうような状況になってしまっています。
阪神淡路大震災の時は、当時、SNSのようなサービスがなかったので発生時点では誰も気にしていませんでしたが、それでも翌日になってテレビから流れる映像を見て被害の大きさを知ることができました。

海外メディアから知る

このネット社会では余計な情報までもが溢れ返っているのに、能登半島地震の情報だけは入ってこない。
海外大手メディアのドローン映像を見て現地の惨状を知った人も多いのではないでしょうか。
既に3.11で大津波を経験していますからね。
能登半島地震の際も当然、大きな津波の被害が出ていると誰もが思っているはずですが、発生から約10日経ってから津波による犠牲者を確認したとのニュースが初めて出てきました。
そんなに時間がかかるものでしょうか。

ネットのなかった時代より遅い

まだ携帯電話が世に出始めたばかりで、ネットのなかった阪神淡路大震災の時より情報が出てくるのが遅いのは不自然です。
この情報の少なさがデマの原因にもなりますし、デマを流す側からすればチャンスです。
現地が大混乱している事情は容易に想像できますが、このような情報発信の遅れは憶測が憶測を呼び、デマを誘発し、あっという間に拡散して今します。
上手く情報発信をコントロールする必要はありそうです。

まとめ

能登半島地震の被害の大きさは想像を超えている状況です。
こんな状況ですから、現地は相当混乱しているのは容易に想像できます。
だから、多くの人は善意が迷惑にならないように配慮しているわけです。
こういう時は個人の価値観で勝手に行動して現地の限られたリソースを削るような行動は避けるべきというのは、やはりこの国ならではの共感を呼び起こしているようです。

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